2024.03.14更新
心地よい癒しをもたらす「森の塗料 」
最初にお知らせをさせていただきます。
3/16日、TOTO姫路ショールームにおいて、イベント開催しております。TOTOさん商品を気軽に見ていただいたり、弊社のリノベーション、リフォーム実績など展示しております。気軽にどなたでも自由に来ていただけます。こだわりスムージー、やマクドナルド券などプレゼントもございますので、ぜひ遊びにきてください。
さて、本題です。
森林の清々しい香りをそのままに、心地よい癒しをもたらす「森の塗料 」
SENSEでは、標準無垢床材の針葉樹には、杉とパインなどを採用しています。この度、私たちは針葉樹の塗料の選択を見直し、新たに国産の浸透性塗料に切り替えることに決めました。
この塗料は、国産の針葉樹を人工乾燥する際に発生する、精油を有効活用するものです。これまで廃棄されていたこれらの精油を塗料に再利用することで、日本の山々と木々を守る持続可能なサイクルを創出します。この取り組みは、日本の木々に由来する塗料を使用することで、地元産業への貢献だけでなく、杉やヒノキの床材を保護するための自然派塗料としても機能します。
しかしながら、この精油はまだ少量であり、その希少性から価格は高価です。将来的には、全ての人工乾燥機からの精油抽出と製品化を目指しています。
森のサイクルになる、理にかなったエコ?を感じさせるのはいいことと捉えていますが、それだけでは、仕様に入れる理由にはなりません。
この塗料の魅力は、自然から来る穏やかな香りです。20年以上ドイツ製の自然塗料が人気を集めていますが、油の香りは強く、化学製品を思わせるものもあります。意外に思われるかもしれませんが、匂いの強さはクレームの原因にもなり得ます。
例えば、無垢材で作られた食器棚の内部に自然塗料を使用したところ、扉が閉じられている状態では香りが抜けず、結果的に食器に匂いが移ってしまう事態が発生しました。これを受け、食器棚においては自然浸透塗料の使用は止めることになりました。
「森の塗料」は、低粘度で塗りやすさが抜群、肌に触れても安全な点が特長です。高品質な家具を手掛ける著名メーカーもこの塗料を選択しています。SENSEおよびADHOUSEでは、針葉樹床材にこの「森の塗料」を標準仕様として採用になります。自然との調和を大切にし、持続可能な未来を目指す私たちの姿勢を、この塗料を通じてお伝えできれば幸いです。
3/16日、TOTO姫路ショールームにおいて、イベント開催しております。TOTOさん商品を気軽に見ていただいたり、弊社のリノベーション、リフォーム実績など展示しております。気軽にどなたでも自由に来ていただければ幸いです。スムージー、やマクドナルド券などプレゼントもございますので、ぜひ遊びにきてください。