2015.05.03更新
GW一年でもっとも爽やかな季節。5月と秋の10月は、湿気も少なく窓を開放したくなりますね。 まず、やってほしいのは、必ず2Fの高い位置の窓を開けるということです。生活熱や窓から入った熱はだんだんと上に上がっていきます。吹き抜けがなくても階段を通して上に上にと伝わります。夏の午後の2Fが暑いのはそのためです。 卓越風を利用した、南北通風などは、すぐに変わってしまう風向きなどであてにならないことも多いので、普段は以下のような考えをもっておくほうが確実でしょう。 断熱をきちっとしてると、屋根からの熱は伝わってきません。
気をつけるべきことはひとつ。2Fの天井に熱をためないこと。2Fの高い位置の窓を開放しておくことです。そうすると少しの温度差であっても、2Fの熱い空気が窓から抜けることによって1Fから冷えた空気が上がってきます。常に軽い煙突状態をつくるのですから2F、しいては家全体が、熱を帯びません。 外気温が29度までエアコンなしで、これでよいのではないでしょうか。ちなみに関東では27度までと言われます。関西人は暑さに強いというが、我慢が習慣になってしまっていると感じます。
築5年のI様邸 北側にとられた2Fの高窓まで、下屋勾配やスノコ床から下の空気が通ります。
光も下から、心地良い。 これは、風の抜ける耐力壁、オリジナル骨太格子壁です。上にはスノコ床が見えています。
こちらは、玄関。爽やかに視線が抜けております。 良い感じですね。
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