1月28日の見学会の報告です。
小雨ふる極寒の中のイベントでした。

お客様の感想と、オーナ様のお話、私の設計当初の記憶等交えます。
玄関で靴を脱いで、スリッパのない土間へあがります。すると冷たいと錯覚する土間が、暖かいのでとても心地よくて寧ろ柔らかく感じしまいます。さらっとしたグレーのタイルなのでモダンで清潔なところがよい。これはいい！と皆様気に入っておられました。15センチあがったリビングには栗の浮造りフローリング（結構良いもの）なのですが、タイルの人気がダントツでした。ただのコンクリート土間だと清潔感はでません。
オーナー様のご意見も、家族みなタイル空間が一番好きで、冬は暖かくも夏も冷んやりとしていて、タイルが一番快適なんだそうです。段差にすわったり、そのまま寝転んだり自由です。汚れもつかないので、ハラハラせずに子供は思い切った遊びを家の中ですることができます。キッチン床も脱衣室もタイルであり、全部タイルでも良いかもなんて声も（笑）。
キッチンとダイニングの配置は斬新な提案を受けてくださり、その真価をお聞きすると、配膳がとても楽で7-8人にも対応できるとのことです。2.5メートルの大テーブルをコンパクトに配置です。天井も高い。下屋吹抜けで高いので気持ちよい。
リビング側からのキッチンはタイル壁を間接照明が照らし、一部見せ棚付なところが憎いです。実用と飾り要素を同時に計画するADスタイルです。
キッチンの機能を語っていただきました。扉や引出しでなくオープンを主体に必要な調味料引出し、ミーレの45センチ食洗機、鍋用のステンレスフレーム引出し、シンク下オープンがとても使いやすいということです。
アイランドオープンキッチンで油はね、汚れは大丈夫ですか？との質問には、コンロ奥に36センチ横に25センチ余裕があるのでそれを超えて床にまでいくことはなく、壁で囲われていない分、拭き掃除が楽ですから、壁があるより寧ろ清潔に保てるそうです。ミーレ食洗機は国産に比べると庫が大きく3段ラック引出しでよく入るし入れ出しがしやすい。運転音が静かで正解でしたと。
奥様は元々キッチンショールームのコーディネーターをされていましたから既成のキッチンはほぼ理解された上のお話。説得力がありすぎました。
キッチン背面家具のレンジの高さや、配置についても設計段階での細かな収納物の詰めを行った甲斐があり、改めてよかったと思います。家具であっても引戸が吊戸なのでレールがないのでゴミがたまらず清潔なところなども好評でした。素材感が既製品と違いインテリアとしてよい感じでした。
参考にキッチンの竣工当初の写真です

1Fの家族クローゼットと脱衣室が内側でつながっているところも好評。やはりみなさん少しでも近道、楽をすればお得感、気持ちよさを味わいたいのですね。と感じました。イケアの収納金物もよかったです、参考になりました。
家の中は、緑がたくさんあり、どの植物もすくすくと育つようです。冬の一定の暖かさが生き物にはよいのでしょうね。気になる光熱費の質問にも、夏冬、冷暖房入り切りなしでオール電化、節約節制なしで18万台で収まっているとのこでした。　夏のエアコンが古く大きな機種であるので、新機種に変えられるともっと安くなるはずです
オーナー様どうもありがとうございました。

デザインと質感、そして性能　AD HOUSE

明日2月3日は、ハイブリッドソーラーの見学イベントです、暖かいのは当たり前なので、口で説明の難しい暖かさの質の違いを体感いただける貴重な機会です。草屋根の冬はどうなの？私も見てみたい（笑）レッドウッドの外壁も素晴らしいと思います。

とにかく毎年寒くなると嬉しい弊社スタッフです。