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2023.09.30更新
姫路市リフォーム補助金について
姫路市にお住まいの方で住宅のリフォーム等をお考えでしたら、自治体の補助金を利用できる可能性があります。
姫路市では、住宅リフォームやバリアフリーへの転向を目的とした住宅改修工事に補助金を出しております。
補助金の対象となるのは、耐震改修工事や要介護認定を受けた方のバリアフリー化に伴う工事。
今回は、姫路市の補助金制度と、補助条件・金額などをご紹介していきます。
目次
1.姫路市のリフォーム補助金の一覧
補助金制度名 |
補助金額 |
ひめじ住まいの耐震化促進事業(一般型) | 工事費用の50~80%(上限100万~1億3500万) |
ひめじ住まいの耐震化促進事業(耐震改修計画・工事費パッケージ型) | 診断費用66%(上限20万)及び工事費用の80%(上限100万) |
ひめじ住まいの耐震化促進事業(屋根軽量化工事) | 定額50万 |
ひめじ住まいの耐震化促進事業(シェルター型工事) | 工事費用10万以上 10万 工事費用50万以上 50万 |
ひめじ住まいの耐震化促進事業(小規模型) | 工事費用の80%(上限50万) |
介護保険 住宅改修費支給申請 | 上限20万 |
住宅改造費助成事業(特別型) | 上限100万
|
空き家活用支援事業 | 費用や住宅種別に応じ40~150万 |
姫路市危険ブロック塀等撤去支援事業補助金 | 診断費用66%(上限20~160万) |
①.ひめじ住まいの耐震化促進事業(一般型)
ひめじ住まいの耐震化促進事業(一般型)は、住宅を、耐震改修工事を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。
補助金制度名 | ひめじ住まいの耐震化促進事業(一般型) |
受付期間 | 2023年4月1日~ 予算が上限に達し次第、受付を終了 |
補助金額 | ・戸建住宅 耐震改修工事費用の80%(上限100万) ・その他共同住宅 耐震改修工事費用の80%(40万×戸数が上限) ・マンション 耐震改修工事費用の50%(上限3000~1億3500万) |
対象となる住宅 | ・1981年5月31日以前に着工された姫路市内の戸建住宅、長屋住宅および共同住宅 ・耐震診断の結果、耐震基準に満たないもの |
補助対象工事 | 安全性を確保するための、次の耐震改修工事(付帯工事を含む)に要する費用。 ・柱、はり、壁、筋かいおよび基礎の補強 ・屋根の軽量化 ・火打ち梁や構造用合板による床面の補強 |
②.ひめじ住まいの耐震化促進事業(耐震改修計画・工事費パッケージ型)
ひめじ住まいの耐震化促進事業(耐震改修計画・工事費パッケージ型)は、耐震改修計画策定費補助と耐震改修工事費補助が一つになった補助申請です。改修後の評点が1.0*以上の耐震改修計画策定及び耐震改修工事に要する費用の一部を補助します。
※評点1.0…耐震基準を満たす数値
補助金制度名 | ひめじ住まいの耐震化促進事業(耐震改修計画・工事費パッケージ型) |
受付期間 | 2023年4月1日~ 予算が上限に達し次第、受付を終了 |
補助金額 | ・診断等費用66%(上限20万) ・耐震改修工事費用の80%(上限100万) |
対象となる住宅 | ・1981年5月31日以前に着工された姫路市内の戸建住宅、長屋住宅および共同住宅 ・耐震診断の結果、耐震基準に満たないもの |
補助対象工事 | 安全性を確保するための耐震改修計画の策定とそれに伴う耐震診断に要する費用 及び 次の耐震改修工事(付帯工事を含む)に要する費用。 ・柱、はり、壁、筋かいおよび基礎の補強 ・屋根の軽量化 ・火打ち梁や構造用合板による床面の補強 |
③.ひめじ住まいの耐震化促進事業(屋根軽量化工事)
ひめじ住まいの耐震化促進事業(屋根軽量化工事)は、木造戸建て住宅を、非常に重い屋根(土葺き瓦)を軽い屋根に葺きかえる工事を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。
補助金制度名 | ひめじ住まいの耐震化促進事業(屋根軽量化工事) |
受付期間 | 2023年4月1日~ 予算が上限に達し次第、受付を終了 |
補助金額 | 50万(定額) |
対象となる住宅 | ・1981年5月31日以前に着工された姫路市内の木造戸建住宅で、耐震診断の評定が0.7以上1.0未満のもの。 |
補助対象工事 | 非常に重い屋根(土葺瓦屋根)を重い屋根(桟瓦葺など)または軽い屋根(スレート板、鋼板葺など)へ葺き替える屋根の軽量化工事 |
④.ひめじ住まいの耐震化促進事業(シェルター型工事)
ひめじ住まいの耐震化促進事業(シェルター型工事)は、住宅が倒壊しても居室内の安全性を確保するための構造体を設置する工事を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。
補助金制度名 | ひめじ住まいの耐震化促進事業(シェルター型工事) |
受付期間 | 2023年4月1日~ 予算が上限に達し次第、受付を終了 |
補助金額 | ・工事費用10万以上 10万 ・工事費用50万以上 50万 |
対象となる住宅 | ・1981年5月31日以前に着工された姫路市内の戸建住宅で、耐震診断の結果耐震基準に満たないもの。 |
補助対象工事 | シェルターの設置に係る費用 |
⑤.ひめじ住まいの耐震化促進事業(小規模型)
ひめじ住まいの耐震化促進事業(小規模型)は、大地震時に瞬時に倒壊に至らない程度の耐震改修工事(改修後の評点が0.7以上)を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。
補助金制度名 | ひめじ住まいの耐震化促進事業(小規模型) |
受付期間 | 2023年4月1日~ 予算が上限に達し次第、受付を終了 |
補助金額 | 耐震改修工事費用の80%(上限100万) |
対象となる住宅 | ・1981年5月31日以前に着工された姫路市内の戸建住宅で、耐震診断の評点が0.7未満のもの。 |
補助対象工事 | 耐震改修工事(付帯工事を含む)に要する費用。 ・柱、はり、壁、筋かいおよび基礎の補強 ・屋根の軽量化 ・火打ち梁や構造用合板による床面の補強 |
⑥.介護保険 住宅改修費支給申請
補助金制度名 | 介護保険 住宅改修費支給申請 |
受付期間 | 2023年4月1日~ |
補助金額 | 上限20万 |
補助対象工事 | ・手すりの取り付け ・段差の解消 ・滑りの防止および移動の円滑化等のための床または通路面の材料の変更 ・引き戸等への扉の取り替え ・洋式便器等への便器の取り替え ・上記項目に関する付帯工事 |
⑦.住宅改造費助成事業(特別型)
住宅改造費助成事業(特別型)は、介護保険の要介護・要支援の認定を受けたかた、または障がい者手帳をお持ちのかたが、自宅で自立して生活できるように、身体の状況に適した改造を実施する工事を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。
補助金制度名 | 住宅改造費助成事業(特別型) |
受付期間 | 2023年4月1日~ |
補助金額 | 上限100万円 |
対象世帯 | ・介護保険制度の要支援、要介護の認定を受けている方 ・身体障害者手帳又は療育手帳の交付を受けている方 ※1981年5月以前に建築された家屋の場合は、耐震診断の受診が必要です。 |
補助対象工事 | 日常生活を維持するために必要と認められる、最小限の既存住宅の改造工事が対象になります。 新築・建替・大規模な改築工事、老朽・破損箇所の修繕工事は対象になりません。踏台やスロープの設置については、取付金具・ビス等で固定することが必要です。事前の申請書と訪問調査を経て審査し、対象工事と助成額を決定のうえ通知します。 工事は必ず助成決定の通知後に着工ください。通知前に着工した工事は、助成対象外になります。 原則、着工後の追加工事も助成対象外になります。 |
⑧.空き家活用支援事業
兵庫県全域が対象の空き家活用支援事業(住宅型)は、その後10年以上の活用を前提に、一戸建ての住宅の空き家や共同住宅の空き住戸を住宅、事業所又は地域交流拠点として活用するために改修する工事を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。
補助金制度名 | 空き家活用支援事業 |
受付期間 | 2023年4月17日~2023年12月18日 |
補助金額 | 費用や住宅種別に応じ40~150万円 |
対象地域 | ・神戸市、姫路市、尼崎市、西宮市、明石市以外の区域 (ただし、姫路市の旧香寺町、安富町、夢前町、家島町の区域は対象) ・市街化区域以外の区域 (ただし、姫路市の旧香寺町、加東市の旧滝野町、たつの市の旧新宮町・揖保川町・御津町の市街化区域は対象) |
対象となる空き家 | ・一戸建て住宅の空き家、又は共同住宅の空き住戸で、申請時点で空き家であること。 ・空き家の期間が6ヵ月以上であること。 ・築20年以上経過したもの。 ・台所、浴室、便所の水回り設備のいずれかが10年以上更新されていないこと。 ・耐震性能を有する空き家であること(改修後において一定の耐震性を確保する場合も可)。 ・土砂災害特別警戒区域等に位置していないこと。 |
対象者 | 空き家を住宅、事業所又は地域交流拠点(以下「住宅等」という。)として活用するために改修する者。
※ただし、改修後10年以上住宅等として活用する場合に限る。 |
補助対象工事 | 改修工事費 |
⑨.姫路市危険ブロック塀等撤去支援事業補助金
姫路市危険ブロック塀等撤去支援事業補助金は、地震等の自然災害や老朽化に伴うブロック塀等の倒壊による被害の軽減を図るため、危険ブロック塀等(コンクリートブロック造、れんが造、石造その他の組積造の塀)の撤去工事を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。
補助金制度名 | 姫路市危険ブロック塀等撤去支援事業補助金 |
受付期間 | 2023年4月1日~2023年12月中旬 |
補助金額 | 費用の66%(上限20~160万円) |
対象となるブロック塀等 | 次の①と③又は、②と③に当てはまるブロック塀等が対象です。 ①市内の個人が所有する住宅(過半が住宅以外の用途または賃貸のものを除く)に付属するもので、姫路市立小学校が定める通学路に面するものや姫路市立小学校から500m以内にある道路等(当該校区内にあるもの)に面するもの。 ②兵庫県および姫路市で設置認可等を行っている幼稚園、認定こども園、保育所および社会福祉施設に付属するもの。 ③塀の高さが60センチメートルを超えるもので、次の表のブロック塀等点検表に適合しない項目があるもの。 |
対象者 | 次の①~③のすべてに当てはまる方が対象です。 ①補助対象ブロック塀等の所有者 ②過去に同一の敷地で本事業の補助金の交付を受けていない者 ③姫路市暴力団排除条例に定める暴力団および暴力団員でない者 |
補助対象工事 | ブロック塀等の撤去工事費用 |
2.補助金の申請の流れについて
補助金の支給は、先着順もしくは抽選制になっており、予算も限られています。
補助金を受け取りたい場合は、現地調査や見積、申請にかかる時間を見越して、早めに取り掛かりましょう。
手続きにかかる期間
補助金の申請手続きの各段階にかかる期間は以下が目安です。
・業者を呼んでから見積もりが届くまでは約1~1.5ヵ月
・申請から支給決定通知は約3~4週間
・工事完了報告から補助金振込は約1ヵ月
多少異なる場合があります。
申請手順
実際の補助金の申請の流れは、次のようになっています。
1.役所への事前相談
↓
2.業者への調査・見積依頼
↓
3.申請書類の作成
↓
4.申請書類の提出
↓
5.審査結果の通知
↓
6.工事の契約
↓
7.工事着工/竣工
↓
8.工事完了報告書提出
↓
9.補助金振込
3.まとめ
今回は姫路市の住宅改修・リフォームの補助金について紹介しました。
ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
補助金申請の対応もしております。お困りごとやリフォームをご検討中の方等、下記よりご気軽にご相談、ご質問下さい。