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一級建築士 匠の視点 ブログ

2020.11.30更新

簡潔スタイルの浴室の考え方を習いました

掃除を念頭においた水回りの作り方を教えていただきました。

設計時から奥様から要望があって、このようなスタイルになったのですが、なるほど~と思わず唸る。年数が経っても結局はきれいでいることが一番なんですが、そこには掃除がつきものであります。浴室は特に難しい。掃除が行き届かないことが多い。その多くは、シャンプー等のボトル類と掃除の道具のあたりがごちゃごちゃと掃除がしずらい。でもどうしても必要で浴室に置かざるを得ないことです。

お客様には申し訳有りませんが、実際大変綺麗な上、参考になるのでこの度、写真を掲載させていただきます。

奥様がプラン段階で、カウンター要りませんという理由が、これでわかります。

ボトルを置くカウンターの掃除は大変で、イヤ普通できないです。ボトルをカウンターに置いて清潔に保つことは難しい。

ボトルはバーにステンレスの網カゴをかけて置かれています、良いアイデアです。もちろん床に物を置かないので、床と壁のコーナーも掃除しやくなっています。

 

 

脱衣室も写真のように、掃除具などをタオルバーに引っ掛けておくと清潔で整然とします。

これを見て思ったのは、欲を言えば、タオルバーの取り付く脱衣室の壁90センチ幅くらいは水濡れOKの素材にして、マグネット等も使えればさらに喜ばれるのではないかと思います。

 

 

 

浴室はカウンターや鏡がないことでコストを抑えられ、掃除がしやすいので、いつも綺麗にできる。なので扉は強化ガラスで透明にすることで浴室脱衣室が通常より広く見える。

浴室の作り方の一つの基準となるような考え方が整理でき、お客様には大変勉強させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

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