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2023.08.20更新
リノベーションとリフォームの違い🏡
目次
リフォームとリノベーションの違い
意外と知らないリフォームとリノベーションの違い。
ここ数年でよく耳にするようになった「リノベーション」
「リフォーム」とどう違うのか分からない方も多いのでは?
「リフォーム」と「リノベーション」の違いを説明します。
リフォームについて
目的の違い
リフォームは英語で「reform」日本語に訳すと、改善するという意味。
老朽化した建物を新築の性能に戻すという意味。
住宅における「リフォーム」は、古くなった設備を交換したり、経年劣化による老朽化・
損傷を修復したりして、新築に近い状態に戻すのがリフォーム
工事規模の違い
リフォームは、同じレイアウトでキッチンなどの設備を新しいものに入れ替えたり、クロスの貼り替え、外壁塗装の塗り替えなど部分的・表層的な施工が中心になります。
住みながらの工事が可能な場合が多いです。
メリット
工事期間が短め
リフォームはリノベーション工事に比べて、工事規模が小さく表面的な工事が多いため、短期間で工事が完了する場合が多いです。
リフォームは数時間から数日、長くても1か月。
工事費用が安い
工事規模が小さく表面的な工事であったり、設備機器の入れ替えなどでリノベーション工事に比べると工事費用が安く抑えれます。
ただ、素材、設備機器のグレードによっては高額となるケースもあります。
デメリット
自由度が低い
リフォーム工事は、クロスの貼り替えや設備機器の入れ替えなど。大きな修繕ではないため、自由度はリノベーションほど高くありません。できることが制限されるため実現できない可能性があります。
リノベーションについて
目的の違い
リノベーションは英語で「renovation」日本語に訳すと、修復、革新という意味。
住まいの性能などを新築の時よりも価値を高めるという意味。
建物の改修に加えて、新たな機能や性能などの価値を高めることを指します。
工事規模の違い
リノベーションは、間取りの変更や水道の位置や排水変更などの大規模な工事。
スケルトンといって全てを解体し、構造躯体だけにして改修を行うケースも多いです。
また、耐久性や耐震性、断熱性能を高めることも。
メリット
自由度が高い
生活スタイルに合わせて間取りの変更をしたりすることが可能。
自分好みのデザインにすることができます。
新築を建てるよりコストを抑えられる
リノベーションでは、かなり大きな建物の物件が多いです。
例えば、築50年の家であれば敷地も建物も大きいことがあります。
古い50-60坪の家をリノベーションするのと、新築で建てる場合の価格よりコストが抑えれます。
※工事内容によって価格は変わってきます。
デメリット
工事期間が長い
リノベーションは、間取りから変更できるので設計をする期間もリフォーム工事よりは長くなります。新築と同様の期間を要することもあります。
リフォームと比べるとコストが高い
リフォームと比較すると、工事できる選択肢、自由度も高くなりますのでコストが高くなります。
下記より今までのリノベーションの施工事例がご確認いただけます。
https://adhouse-test.designwork.jp/kinds/renovation