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2022.12.22更新
断熱性能等級6・7が新設!
住宅の品質確保の促進等に関する法律が一部改正され、2022年4月1日より『断熱等性能等級5』および『一次エネルギー消費量等級6』が施行されました。
また、さらなる上位等級として、2022年10月1日より『断熱等性能等級6,7』が施行されました。
住宅性能について
断熱等級とは?
断熱等級とは、『断熱等性能等級』のことで、『品確法』(住宅の品質確保等に関する法律)に規定された省エネ性能を表す等級のことを示したもの。国土交通省が制定しています。
断熱以外の性能も含めた『省エネ性能』を表しているため、『断熱等性能等級』とも呼ばれます。
等級7 | 2022年10月1日施行。暖冷房にかかる一次エネルギー消費量をおおむね40%削減可能なレベル。 HEAT20のG3グレードと同等 |
等級6 | 2022年10月1日施行。暖冷房にかかる一次エネルギー消費量をおおむね30%削減可能なレベル。 HEAT20のG2グレードと同等 |
等級5 | 2022年4月1日施行。断熱等性能等級より上位の『ZEH水準』相当が断熱等性能等級5。 等級4以上に高いレベルの断熱が必要。 |
等級4 | 1991年制定。『次世代省エネルギー基準』 壁や天井だけでなく、開口部(窓や玄関ドア)なども断熱が必要。 |
等級3 | 1992年制定。『新省エネ基準』一定のレベルの省エネ性能を確保。 |
等級2 | 1980年制定。 |
等級1 | 上記以外 |
※HEAT20とは、2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会のこと。住宅の高断熱化を研究する民間団体
等級5,6,7が施行される前は、
1999年に制定された等級4が最高水準でした。
断熱等性能等級はUA値で定められる
断熱等性能等級は『UA値』によって定められています。
UA値(外皮平均熱貫流率)とは、『どれくらいの熱量が外に逃げやすいのか』を表したもの。
新しい基準で求められる断熱性能は?
求められる断熱性能は、全国を8つの地域に区分し、地域ごとにUA値、ηAC値が制定されています。
(参考画像:国土交通省)
断熱等性能等級4が最低限ラインに
2022年10月以降、等級1~7までの7段階になり、法改正により、2025年4月以降はすべての新築住宅に等級4が義務づけられます。
なので、新築住宅に関しては、今までの最高水準だった等級4が、『最低基準』となります。
ADHOUSEの標準基準は?
AD HOUSEは、HEAT20のG2レベルになる断熱性能を確保しております。